
基幹システムが止まった月の決算で、復旧を待たずに代替の締めを進める手順
延ばせる期限と延ばせない期限を先に仕分ける。有価証券報告書は承認で延ばせるが、源泉所得税の翌月10日、賃金の支払、社会保険料の納付は動かない。システム停止に備えて代替の締め方を用意しておくための記事。

延ばせる期限と延ばせない期限を先に仕分ける。有価証券報告書は承認で延ばせるが、源泉所得税の翌月10日、賃金の支払、社会保険料の納付は動かない。システム停止に備えて代替の締め方を用意しておくための記事。

監視すべきは権限保有者の一覧ではなく、ログ同期ジョブだ。SAPのEAMは6種類のログを集めるが、その集め方に落とし穴がある。緊急時の強い権限を誰にいつ渡し、どう事後確認するかを整理した。

Excelの加工表を禁止しても現場は戻ってしまう。禁止すべきものと、条件付きで許すものを分けていないからだ。正本はERPの伝票とレポートだと宣言し、加工表には出典と正本との差額を載せる運用を示す。

第三者保守は延命策でなく、移行時期の決定権を買い戻す取引だ。年間保守料の差額だけの比較表には、法改正対応を自前で持つコストと、標準へ戻るときの費用が載っていない。比べ方を整理する。

伝票の承認は一件を見るが、設定の移送は以後の全件を変える。統制の粒度が違う以上、仕訳のワークフローを固めても穴は塞がらない。業務への影響を判断できる承認者をどこに置くかを整理する。

OCRを入れても経理の作業が減らないのは、詰まりが読み取りでなく三面照合の例外にあるからだ。例外の発生源は購買と検収にある。照合と例外処理をERP側に寄せ、自動化の設計を考え直すための記事。

保守料が無駄になるのは、更新を取り込む工程が社内にないからだ。追従を止めるのはアドオンではなく、回帰テストの量である。テストを資産化し、適用時期を年次で固定し、役割を分ける進め方を示す。

ライセンスの棚卸しは価格交渉でなく、権限ロールと利用ログの突合から始まる。ずれは未使用、重すぎる、軽すぎる、人が操作していないの四型で出る。外部連携の分はインタフェース一覧から数える。

テンプレート展開が崩れるのは、1社目で例外を1件認めた瞬間に2社目以降が交渉になるからだ。層の境界と変更手続を先に固め、展開順は規模順でなくテンプレートが壊れやすい順に組む。その進め方を示す。

ERP選定を規模で判断すると外しやすい。見るべきは法人数、拠点、通貨、連結、取引の型、内製人数という複雑さの六変数だ。そのうち後から足せないものがいくつあるかが、SAPを選ぶ理由になる。