
ユニバーサルジャーナルに独自の分析項目を足すか、コーディングブロック拡張と特性値の使い分け
伝票の明細に独自項目を足すと、手入力の画面にも連携のプログラムにも負担が広がる。収益性分析の特性値で足りる軸は拡張しない。拡張を検討するのは、売掛金や在庫まで含めて切りたい軸だけである。

伝票の明細に独自項目を足すと、手入力の画面にも連携のプログラムにも負担が広がる。収益性分析の特性値で足りる軸は拡張しない。拡張を検討するのは、売掛金や在庫まで含めて切りたい軸だけである。

段階導入は切替日の障害を小さくする代わりに、新旧の二重運用と決算の分断を生む。会計を先に移すと、一つの会社の決算が二つのシステムにまたがる。切る単位を会社や機能でなく、決算が1本で締まる範囲で考える。

毎年4月の組織改編でコストセンタを作り直す運用は、部門別実績の時系列比較を壊してしまう。コストセンタは標準階層には一か所にしか属せないが、代替階層の原価センタグループには何度でも入れられる。この性質を使った設計を示す。

S/4HANAに上げた後も、画面をGUIのまま使う会社は多い。経理の伝票入力を一斉にFioriへ移すと、入力が遅くなり教育の負担だけが増える。画面の役割ごとに移す範囲を分けて考えたい。

画面を操作するRPAは、画面が変わるたびに作り直しになる。ERPの移行、版の更新、Fiori化はどれも画面を変える。SAPの移行前の点検は、SAPの外にあるロボットの手順を対象にしない。この前提で、更新計画から逆算して自動化の置き場所を選ぶ。

ハイパーケアの終了を期間や問い合わせ件数で決めると、会計カレンダー上で一番重い処理が支援の外に落ちる。問い合わせが減るのは、慣れたからとは限らない。Excelでの回避が増えていないかも確かめたい。

FIとCOの照合がなくなると、原価センタの利益センタ割当てや配賦サイクルの受け手の変更が、そのままセグメント情報や売上原価と販管費の区分に出る。消える作業の代わりに経理が見るべき点をまとめる。

ビジネスパートナーへの変換を技術作業として任せると、得意先と仕入先を別々に持っていた会社の扱いが、住所や口座の不一致の解消として処理されてしまう。その裏にある相殺と与信の論点を経理の目で確かめたい。

保守運用を一本の月額にまとめると、障害と問い合わせが工数を先に使い、改善の要望は毎月先送りになる。ベンダーの怠慢でなく、契約がそう動く形になっているからだ。枠を分けた契約の組み方を示す。

手入力仕訳は減らそうとしても減らない。減らせるのは経路の数だ。S/4HANAには直接起票、アップロード、インタフェースの三系統があり、伝票タイプを分けていないと事後に追えなくなる。経路の分け方を示す。