決算開示の数字が資料間でずれる|短信・有報・計算書類・説明資料の突合を人の目に頼らない

決算開示の数字が資料間でずれる|短信・有報・計算書類・説明資料の突合を人の目に頼らない

校正で見つけるという発想が、深夜の突合を毎期生んでいる。直すのは体制ではなく構造で、単位と端数処理の順序を文書横断で一つに固定し、比率や構成比のような派生数字を手打ちさせず、数字の出所と参照先を一覧で持つ。全部を照合する必要はない。実施基準は連結税引前利益のおおむね5%程度という目安を示している。

2026年9月7日 · 18 分 · CFOzine 編集部
上場を続ける意味を説明できるか|上場維持コストと非公開化の損得

上場を続ける意味を説明できるか|上場維持コストと非公開化の損得

維持コストの一覧は、取締役会で反論を呼ばない代わりに結論も出さない。説明できるのは使う予定の側だけである。退く判断も上場廃止で終わらない。金融商品取引法第24条第1項ただし書の承認を得るまで有価証券報告書の提出義務は残り、同法施行令第4条第2項は承認の要件を三つに限っている。会社法第179条の売渡請求には総株主の議決権の10分の9が要る。

2026年9月7日 · 16 分 · CFOzine 編集部
開示実務が1人に乗っている会社|短信と有報の担当を二重化する順番

開示実務が1人に乗っている会社|短信と有報の担当を二重化する順番

二人目を入れる順番は、短信からでも有報からでもない。締切が最も短い書類を練習台にしてはいけないからである。入口は会社法の計算書類で、そこは数字の出所が短信と同じで、判断の量だけが少ない。外注の線引きにも法律側の制約がある。監査人には開示書類の作成を頼めない。

2026年9月6日 · 17 分 · CFOzine 編集部
KAM(監査上の主要な検討事項)|期末に文面を交渉する会社と期中に論点を握る会社

KAM(監査上の主要な検討事項)|期末に文面を交渉する会社と期中に論点を握る会社

第12項(1)は関連する注記事項への参照を求め、A36は未公表情報を書く必要があると監査人が考えた場合、記載を決める前に経営者へ追加の開示を促すとする。期末の文面交渉の正体は、注記の薄さである。注記を先に厚くした会社は、交渉する対象を持たない。

2026年8月24日 · 20 分 · CFOzine 編集部
運営会社:Never Red株式会社 / 独立を目指すコンサルタントへ:フリコンアカデミー