
政策保有株式の縮減|売る順番と、売却益を何に使うかを先に決める
改訂コーポレートガバナンス・コードで、政策保有株主の売却を妨げてはならないという規律が原則本体に上がった。自社が順番を決めなければ相手が決める。売却益は純資産を増やさないため、使途を先に資本配分方針へ紐づけないと一過性の益で本業の弱さが隠れる。

改訂コーポレートガバナンス・コードで、政策保有株主の売却を妨げてはならないという規律が原則本体に上がった。自社が順番を決めなければ相手が決める。売却益は純資産を増やさないため、使途を先に資本配分方針へ紐づけないと一過性の益で本業の弱さが隠れる。

資金運用方針で最初に決めるのは利回りでなく、期間3層への区分と権限の階段。預金保険で保護されるのは1金融機関あたり元本1,000万円までで、預金に置くことも銀行の信用リスクを取る判断である。運用と投機の線は値洗いが損益に出るかで引く。

攻めの時間は余ったら生まれるものではない。守りを削っても、空いた時間は放置すると守りの丁寧さに再吸収される。両立は工数の在庫管理であり、「削る」と「攻めへ先に予約する」をセットで設計して初めて成立する。

中計が絵に描いた餅になるのは資本配分とKPIと撤退基準が数字に紐づかないため。計画から月次までを一本でつなぐ実行設計を示す。

営業CFと調達余力を原資に、成長投資・M&A・還元・現預金への配分優先順位をルール化。場当たりから方針配分へ転換する設計手順をCFO実務で解説。

経理部長とCFOは別の筋肉。締めの先・資本配分・対投資家・事業ポートフォリオ・P/L責任の5軸で社内候補を見極め、経理から離す育成を設計する。

成長性×ROICで全事業を4象限に仕分け、ROICスプレッドを軸に資本の集中と撤退を判断する実務を解説。

売上4.5倍・粗利率84.6%の記録的決算。だが利益はそのままキャッシュになっていない——売掛金は1年で3.3倍。記録的決算を、自社の決算読みにも効く5つの論点でCFO目線に翻訳する。

4つの資本の使い道をハードルレートとROICで一貫採点し、属人化しない資本配分ルールを作る実務手順。