
月次決算はどこまで正確にすべきか|概算でよい項目と、期末にひっくり返る項目
月次の精度論争が終わらないのは、金額基準で切ろうとするからだ。分岐は誤差が自己是正するか累積するか。洗替で組んだ経過勘定や配賦は概算でよく、在庫評価・進捗・引当・リベート・期ズレは金額が小さくても実額に寄せる。

月次の精度論争が終わらないのは、金額基準で切ろうとするからだ。分岐は誤差が自己是正するか累積するか。洗替で組んだ経過勘定や配賦は概算でよく、在庫評価・進捗・引当・リベート・期ズレは金額が小さくても実額に寄せる。

期末の指摘集中は監査法人の姿勢でなく、判断論点を期中に出していない構造で起きる。四半期ごとに非経常取引と見積りを棚卸しし、自社の結論と根拠を書いたメモを先に当てる運用に変える。

引当金を経理が単独で置くと監査で崩れ、事業部任せだと甘くなる。前提は事業部・水準は経理・承認は経営の三層に責任を分け、属人的な見積りを説明できる見積りに変える社内ルールの設計。