
コントローラー職を置くか、経理部長とFP&Aの間で宙に浮く数字の責任
経理とFP&Aを分けたら、一過性と実力の区別や引当の水準を誰も決めなくなった。見積りの水準を予算の責任者に預けると、引当で着地を作る動機が生まれる。置き方と権限の書き方を示す。決裁表に持たせる項目と持たせない項目を書く。

経理とFP&Aを分けたら、一過性と実力の区別や引当の水準を誰も決めなくなった。見積りの水準を予算の責任者に預けると、引当で着地を作る動機が生まれる。置き方と権限の書き方を示す。決裁表に持たせる項目と持たせない項目を書く。

負荷を下げようと記帳を外注に出しても、兼務は解けていない。外に出せるのは作業で、判断は残るからだ。見積りに結論を出せ、管理部長不在の月を実際に担った二人目を中に置く。経理と人事を同じ人に置き続けると統制は二重に落ちる。

「なぜ早く言わなかった」と問うほど、見込みは動かなくなる。悪い数字が経営まで上がってこないと感じているCFOに向けて、数字が早く動く組織を評価と会議の仕組みから作る方法を具体的に示す。

経営企画とCFOの対立は、職務記述書を書き直しても解けない。対立の正体は機能の重なりではなく線の不在にある。数字の一元管理を誰が担うかという争点まで含めて、役割分担の考え方を整理する。

数字が分かる人を経理に抱え込むと、事業部の意思決定に数字が届かない。片道にしない戻り口とローテーションを設計し、決算への関与経験から送り出す人を見極める。送り先は事業部コントローラーとFP&Aの二つの形がある。

経理は何人いれば足りるのか。件数で決まる月次と債権債務の土台に、連結・税務・FP&Aの工数を重ねて考える。後回しにされがちな攻めの経理まで含めた配置を設計する。連結の専任化と税務の外部化の境目も示す。

FP&Aの部署を作るか迷っている、作ったが経理や経営企画との分担が曖昧だ、という会社に向けて、仕事の中身と3つの機能の違いを整理する。部署より先に、着地見込みを誰が作るかを決める順番を示す。