
監査法人交代の初年度決算で経理が負う追加作業、期首残高と前期数値の検証
監査法人の交代をCFOが主導し、監査役会が議案を決めても、初年度の追加作業を負うのは経理だ。新任の監査人は前任の調書で足りるかを自ら判断する。勘定ごとに異なる負荷の見立てと、準備の進め方を示す。負荷が最も重いのは棚卸資産の期首数量で、次が期首残高に適用した見積りと会計方針である。

監査法人の交代をCFOが主導し、監査役会が議案を決めても、初年度の追加作業を負うのは経理だ。新任の監査人は前任の調書で足りるかを自ら判断する。勘定ごとに異なる負荷の見立てと、準備の進め方を示す。負荷が最も重いのは棚卸資産の期首数量で、次が期首残高に適用した見積りと会計方針である。

カットオーバーで先に決めるのは稼働日ではなく、移行基準日と凍結する伝票の範囲だ。期首残高は勘定残高、未決済明細、期中累計、固定資産の四つに分かれる。残高だけを移すと消込と償却が止まる点に注意したい。