
上場維持基準への適合、プライムかスタンダードかを株主構成から考える
流通株式の不足は、多くの場合、10%以上を持つ株主や役員、自己株式、事業法人などの持分の厚さから来ている。プライムに残るかスタンダードに移るかで迷う会社が、適合への努力が株価に与える影響まで含めて考える材料。

流通株式の不足は、多くの場合、10%以上を持つ株主や役員、自己株式、事業法人などの持分の厚さから来ている。プライムに残るかスタンダードに移るかで迷う会社が、適合への努力が株価に与える影響まで含めて考える材料。

提案が届いてから資本政策を考え始めると、説明が後手に回る。アクティビストが最初に見るのは自社の開示である。説明で足りる論点と本当に直す論点を分け、誰が対話に出るかまで平時に用意しておく方法を示す。

時価評価済みの株を売っても純資産の合計はほとんど動かないため、使い道を資本配分方針に紐づけないと一過性の利益で終わる。自社の有価証券報告書は、すでに売却候補を公表しているとも言える。政策保有株式の縮減を進める会社のための手順。