
経理のAIエージェントに任せる範囲、承認と支払の権限を先に決める
AIエージェントの提案を受けたCFOと経理部長に向けて、何をどこまで任せるかの決め方を示す。少額の処理は何件続いても上位の承認に届かない。製品を比べる前に、権限の上限と人が止める箇所を決めておきたい。

AIエージェントの提案を受けたCFOと経理部長に向けて、何をどこまで任せるかの決め方を示す。少額の処理は何件続いても上位の承認に届かない。製品を比べる前に、権限の上限と人が止める箇所を決めておきたい。

仕入先から返金の連絡が来て初めて二重払いに気づくことが、年に何度かある。承認を一段増やしても止まらないのは、承認者には二件目だということが見えないからである。原因の側から入口をふさぐ三つの手当てと、支払後の検知をまとめる。

役員名で急ぎの振込依頼が届いたら、担当者は止まれるか。疑ってよいと規程に書き、口座変更は別経路と自社台帳の番号で確認する。振込先マスタの変更と支払実行は同じ人にしない。起きた後の三十分も先に手順にしておく。

支払提案から漏れる明細は、毎月同じ顔ぶれになりやすい。発生源は支払条件と支払方法の未設定、請求書検証の差異ブロック、確率ブロック、緊急の四つで、手を打つ部署がそれぞれ違う。その分け方を示す。

銀行連携を1本の要件として扱うと、難易度も効果も違う4本が同じ工程に押し込まれる。入金の照合率はフォーマットでなく手がかりの情報量で決まる。消込ルールの再設計を連携設計の前に置く理由を示す。