
年間予算を12で割ると月次の差異分析が機能しない理由と、季節指数での月次配分
「季節要因です」という説明が成り立つのは、期首に置いた季節指数と実績の季節パターンがずれたときだけだ。指数どおりに動いていれば、それは実力の差である。配分の前提そのものを差異分析の起点として残す方法を示す。

「季節要因です」という説明が成り立つのは、期首に置いた季節指数と実績の季節パターンがずれたときだけだ。指数どおりに動いていれば、それは実力の差である。配分の前提そのものを差異分析の起点として残す方法を示す。

売上が伸びた理由を前年比と受注件数でしか答えられないのは、分解の順序を決めていないからだ。ミックス差異は構成比のずれと単価差の積で出る。値上げの効果だけを取り出す手順を数字で追って示す。

差異分析の報告が数字の説明で終わっていないか。予算差・前年差・見込差の三基準に分け、価格×数量へ分解し、手を打てる差異と成り行きの差異を仕分けて、判断につながる分析にする型を示す。

予実管理表の行が細かすぎて、会議で読まれなくなっていないか。載せる項目、科目の束ね方、当月・累計・着地見込みの並べ方、表計算での入力・集計・表示のシートの分け方を、設例の表と式で示す。