
決算早期化と内部統制は両立できるか、不正リスクから考える統制設計
早く締めたいが統制も緩められない、という板挟みは不正リスクを軸にほどける。職務分掌・承認・証跡の3点で外せない統制を見極め、緩めた部分は発見的統制で補う設計を解説する。J-SOX改訂も踏まえる。

早く締めたいが統制も緩められない、という板挟みは不正リスクを軸にほどける。職務分掌・承認・証跡の3点で外せない統制を見極め、緩めた部分は発見的統制で補う設計を解説する。J-SOX改訂も踏まえる。

職務分掌を規程で決めても、SAPの権限で兼務できてしまえば統制は効かない。発注と支払、仕訳と承認をロールで分ける設計を、J-SOX対応の手間を後で増やさない初期設計の視点でまとめた。

3点セットを作ったが実態と合わなくなった、これから初めて作る、という内部統制の担当と経理部長に向けて、3つの文書の役割と作る順、評価範囲の決め方、J-SOX対応の年間の流れ、変更の申請に連動させる更新の運用を示す。