
人件費の管理会計|要員計画と人件費予算をつないで増員を数字で判断する
人件費を勘定科目としてしか持たない限り、増員は感覚で決まる。要員数×フルコスト単価×稼働月に分解し、単価には法定福利費と間接費を載せて等級ごとに固定する。増員要求は三種に仕分け、新規の打ち手だけを投資判断の型で測る。

人件費を勘定科目としてしか持たない限り、増員は感覚で決まる。要員数×フルコスト単価×稼働月に分解し、単価には法定福利費と間接費を載せて等級ごとに固定する。増員要求は三種に仕分け、新規の打ち手だけを投資判断の型で測る。

賃上げ率を決める前に出すべきは、人件費÷営業利益の一行である。人件費が営業利益の5倍ある会社では、人件費総額の3%増が法定福利費まで含めて営業利益の約17%に相当する。吸収先は価格・生産性・投資の三つしかなく、効きの大きい価格はリードタイムが最も長い。