浅香 祐輔(あさか ゆうすけ) / Never Red株式会社 代表取締役・CFOzine 編集監修
早稲田大学商学部卒。アビームコンサルティング、アクセンチュアを経て、Never Red株式会社を創業。専門は SAP財務会計(FI)の導入プロジェクトマネジメント と 経理業務改革。事業会社の決算プロセス再設計、経営管理基盤の構築、SAP導入のPMOに長く携わる。「現場で運用が定着するところまで作る」を信条に、CFOzineの記事を執筆・監修している。
浅香 祐輔(あさか ゆうすけ) / Never Red株式会社 代表取締役・CFOzine 編集監修
早稲田大学商学部卒。アビームコンサルティング、アクセンチュアを経て、Never Red株式会社を創業。専門は SAP財務会計(FI)の導入プロジェクトマネジメント と 経理業務改革。事業会社の決算プロセス再設計、経営管理基盤の構築、SAP導入のPMOに長く携わる。「現場で運用が定着するところまで作る」を信条に、CFOzineの記事を執筆・監修している。

時短の人を決算期には使えないと扱っていないか。対象年齢が広がった以上、決算月だけ例外にする運用は続かない。休みを人でなく工程で吸収し、意向聴取と配置を同じ会議で扱う。五つの措置から選ぶ二つも工程への効き方で決める。

予備費ゼロで予算を組むと、期中の追加要求がすべて個別交渉になり財務が消耗する。三層の枠で持ち、解放条件と決裁の経路と未使用分の扱いを先に決める。落とした案件の復活は不採択リストとの突合で防ぐ。

稼働から数年で帳票が重くなるのは処理能力の不足でなく、走査する明細の本数が増えたからだ。アーカイブで起きやすい失敗は、退避したデータが見えなくなること。明細照会に出し続ける設計を考える。

生成AIを禁止しても、統制の外で使われて記録が残らないだけになる。ルールはA4一枚で足り、使ってよい環境・入れてよい区分・出力の扱い・例外の窓口の四つを書けばよい。出力はそのまま根拠資料として残さない。

関税を分ける単位は勘定科目ではなく、輸入申告の一件である。輸入許可通知書の明細を、一括配賦で捨てていないか。従価税か従量税かで購買の打ち手が変わること、輸入港到着後の費用の扱いも合わせて示す。

更新の頻度は導入形態で違う。Public Editionは年2回の定時更新で日程を選べず、Private Editionとオンプレミスは2年ごとの主要リリースと半年ごとの機能追加がある。形態に合わせて回帰テストを使い回す仕組みを示す。

個人保証は「外してください」と頼む交渉ではなく、金融機関に保証を求める理由と解除条件の説明を求める手続きである。オーナー企業に財務責任者として入った方が、精緻な数字づくりの前に確かめることを整理する。

通報を受けた事実を監査法人に伝えないという選択肢は、監査基準報告書240の経営者確認書の下では存在しない。発覚直後の混乱の中で、何から手をつけ、誰に任せるべきかに迷うCFOのための初動の手引き。

テスト環境のデータを仮名加工情報として整理すれば楽になる、という発想はかえって高くつく。削除情報の管理や第三者提供の禁止など、別の義務が加わるからだ。検証環境のデータの扱い方を整理する。

否認されるのは処理の誤りより、取引の目的と価格の妥当性を説明できないときだ。交際費の飲食費除外は参加者の氏名と関係の記載が要件で、後から思い出して書けるものではない。期中に残すべき記録を示す。