
SAPの品目を標準原価で持つか移動平均で持つか、価格管理区分は差異を誰に見せたいかで決める
品目マスタの価格管理区分を決める段階で、ベンダーの推奨の理由が分からない。選ぶ基準は計算の正確さではなく、仕入値の変動を差異として誰に見せたいかである。品目の種類ごとに決めて例外を残さない進め方をまとめる。

品目マスタの価格管理区分を決める段階で、ベンダーの推奨の理由が分からない。選ぶ基準は計算の正確さではなく、仕入値の変動を差異として誰に見せたいかである。品目の種類ごとに決めて例外を残さない進め方をまとめる。

不利な原価差異を期末在庫に配賦すれば当期の利益は上がり、その分は翌期の売上原価に回る。売上原価に落とせば当期の工場の成績が悪く見える。期末に議論しないよう、処理の選び方を差異の中身ごとに先に決めておく。

購買の報告額と粗利の改善額が合わないのは、購買が盛っているからではない。値下げの効果は在庫に入り、標準単価の改訂で基準に吸収され、数量の増減と混ざる。三つの出口を数字で切り分ける方法を示す。