CFO視点
ROIC経営が3年で形骸化する理由──ツリーを配っても現場が動かない「翻訳の断絶」
ROIC経営が号令倒れになるのは「翻訳の断絶」。財務の言葉を現場の1〜2個の行動レバーに翻訳し、評価と予算につなぐまでが設計。ゲーミングの罠も含めて論じる。
注目の特集
S/4HANA移行で「経営管理を作り変えるCFO」と「延命で終わるCFO」──スコープの線引きが次の10年の資本効率を決める
移行は「いつやるか」でなく「何を作り変え、何を10年固定するか」。管理会計と財務会計の不一致すら、移行時の設計で消せる。CFOが手放してはいけない線引きを論じる。
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CFOzine(シーエフオージン)は、CFO・経理・財務のための実務メディアです。決算早期化、経営管理、SAP導入、財務人材まで——「教科書には載っているが、現場でどう動かすかが書かれていない」テーマを、抽象論ではなく明日から使える具体として届けます。記事は、上場企業の経理改革とSAP財務会計(FI)導入をやり切った実務家が監修。運営は Never Red株式会社 です。
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CFO視点
ROIC経営が3年で形骸化する理由──ツリーを配っても現場が動かない「翻訳の断絶」
ROIC経営が号令倒れになるのは「翻訳の断絶」。財務の言葉を現場の1〜2個の行動レバーに翻訳し、評価と予算につなぐまでが設計。ゲーミングの罠も含めて論じる。
経営管理
管理会計が「レポート工場」に堕ちる組織と、意思決定を変える組織の分かれ目
管理会計の成果はページ数でなく「変わった意思決定の数」。数字に持ち主と判断の用途を紐づけ、差異を是正行動に変えるループを設計し、付加価値を生まない集計を捨てる。
SAP・システム
SAP ERP 2027年問題とは|いつ何を決めるべきか、移行の全体像
SAP ERPの標準保守は2027年末で終了、延長保守も2030年まで。何をいつ決めるべきかを経理財務目線で整理。
特集
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SAP・システム
SAPの年間保守料に見合う価値を出す|標準機能の更新に追従する会社としない会社
保守料が無駄になるのは金額でなく、更新を取り込む工程が社内に無いから。追従を止めるのはアドオンそのものでなく回帰テストの量であり、テストを資産化し、適用時期を年次で固定し、役割を三つに割れば取り込みは回る。止めた判断は数年後に移行費として一括で返る。
CFO視点
企業保険をどこまで掛けるか|リスク移転と自家保有の線引きをCFOが決める
保険を総務の更新業務にしている限り、掛け過ぎと無防備は同時に残る。自家保有した分は会計でも税務でも積み立てられず、損失は出た期に一括で当たる。だから先に決めるのは保険料ではなく、一撃で耐えられる金額だ。リスク管理体制の整備は取締役会が決める事項でもある。
SAP・システム
SAPのライセンスとデジタルアクセス|使っていない権限と外部連携の課金を棚卸しする
ライセンスの棚卸しは価格交渉でなく、権限ロールと利用ログの突合から始まる。ズレは使っていない・重すぎる・軽すぎる・人が操作していないの四型で出て、外部連携分はインターフェース一覧を再作成しないと見えない。更改の半年前に着手する。
決算・経理
賞与引当金と社会保険料の月次計上|支給見込と料率改定の反映漏れを止める
賞与引当金の差額は、見積りの精度ではなく更新の日付で決まる。表示科目は確定の有無と支給対象期間との対応で三つに分かれ、税務では引当が損金にならない。社会保険料は二つの上限と二つの改定日で動き、令和8年度は子ども・子育て支援金率が賞与にも乗った。受け渡しを日付で固定する。
SAP・システム
グループ会社にも同じERPを入れるべきか|テンプレート展開の線引き
テンプレート展開が崩れるのは、1社目で例外を1件認めた瞬間に2社目以降が交渉になるからだ。層の境界と変更手続を先に決め、展開順は規模順でなくテンプレートが壊れる順に組む。同じERPを入れない会社にも、会計の器だけは揃えさせる。
キャリア・組織
子会社の経理をどう配置するか|本社集約・出向・現地採用の判断
子会社経理の配置は、人の問題ではなく責任の分割である。親会社への報告体制の整備は取締役会の決定事項で、取締役に委任できない。移転価格のローカルファイルは日本法人自身の義務であり、その中身は現地でしか取れない事実で埋まる。集約してよいのは、証憑と規則だけで閉じる工程に限られる。
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